ひまわり証券の自動売買FXの実力は?取扱い商品・メリット&デメリット・評判も紹介

ひまわり証券の自動売買FXの実力は?取扱い商品・メリット&デメリット・評判も紹介 証券会社

FXに特化した証券会社、ひまわり証券をご存知でしょうか?

最大の特徴は、難しいソフトウェアの設定をしなくても始められる自動売買FX「ループ・イフダン」です。売買コストも安く設定されており、初心者からベテラントレーダーまで自分にあった目標を立てて取引することが出来ますよ。

この記事では、ひまわり証券の特徴やメリット・デメリットを紹介します。

→「ひまわり証券」公式サイトはこちら

ひまわり証券の特徴

ひまわり証券は、1998年に日本で初めてFX・日経225先物・差金決済取引(CFD)を個人投資家向けに提供しはじめた会社として知られています。東日本大震災をきっかけに事業を縮小したものの、敷居の高いデリバティブ取引をより身近なものにするための「自動売買システム」に力を入れています。

ひまわり証券の主力商品であるFXは、手動取引専用の「ひまわりFX」と事前設定しておくだけで自動売買してくれる「ループ・イフダン」の2種類が用意されています。

ひまわり証券の取扱い商品
FX(外国為替証拠金取引) レバレッジ最大25倍・証拠金4%~

通貨ペア数:24ペア

くりっく株365 差金決済(CFD)による株取引

自動売買FX「ループ・イフダン」の特徴

「ループ・イフダン」の自動売買は、通貨ペア・値幅・ポジション数の3つを設定するだけで始められます。設定した値幅に応じて小刻みに売買を繰り返す運用方法で、取引1回あたりの損益はごく小さいものの、着実に利益を積み上げることが出来ます。

ひまわり証券の≪ループ・イフダン≫ 自動売買で簡単FX!

相場が予想に反して下落し続けてしまった場合も安心です。保有中の買いポジションのうち損失の大きいものを損切りして新しいポジションを持つことで、損失を最小限に抑えることが出来ます。

いずれも自動売買だからこそ実現できる手法であり、投資家がチャートに張り付く必要はありません。仕事をしている人でも、定期的な損益確認だけで資産運用できます。

1,000通貨から取引可能・売買手数料も無料

「ループ・イフダン」は1,000通貨単位で運用可能です。最低投資額に換算すると4,000円程度(米ドル/円でレバレッジ25倍の場合)となり、資金に不安のある人やお試し運用をしてみたい人も気軽に始められます。

売買手数料もかからないため、取引回数が膨大になりやすい自動売買でも着実に実質利益を積み上げることが出来ます。

三井住友銀行への全額信託保全あり

ひまわり証券のFXは全額信託保全あり

引用:公式サイト(リンク

預けられている顧客資産は、分別管理の義務に従って「三井住友銀行への全額信託保全」が実施されています。万が一ひまわり証券が破たんした場合でも、その余波が投資家の資産に及ぶことはありません。

デメリット:スプレッドは広め・投資信託や先物の取扱いはなし

ひまわり証券のデメリットとして上がるのは、スプレッド※がやや広いことです。

ある通貨ペアにおける、同時刻かつ同取引窓口での「売値と買値の差」を指します。ポジションを持った時点でスプレッドに相当する損失が発生し、これは実質的な手数料と言い換えることが出来ます。

例えばドル円の場合、原則固定ではあるものの1.0銭です。複数の他社は0.2~2銭となっているため、最狭の0.2銭と比較すると、ひまわり証券のスプレッドは広く感じられていまいます。

スプレッド比較(米ドル/円)
DMMFX 0.2~0.3銭
SBI FXトレード 0.25~0.27銭
外為オンライン 0.3銭
マネーパートナーズ 0.3~0.6銭
ひまわり証券 1.0銭(原則固定)

自動売買だと、取引回数とともにスプレッドによる損失が生まれる頻度も高くなります。デイトレやスキャルピングに慣れたFX経験者にとって、非常に気になる差です。

ひまわり証券のメリット

ひまわり証券を利用するメリット

ひまわり証券のメリットは、苦手意識を持っている人や初心者でもFXに取り組める点です。学べる教材も充実しており、知識ゼロの人でも着実に投資スキルを磨くことが出来ます。

ひまわり証券のメリット

  • トレーティングツールが使いやすい
  • 通貨ペアが多い
  • 売買手数料が無料

通貨ペア数が多いほど、短期間かつ少ない回数の取引でまとまった利益を目指すときに有利です。外貨同士のペアには値動きの大きいものも数多く存在し、自分の目標利益に合った選択肢を見つけることが出来ます。

ひまわり証券のデメリット

一方で、ひまわり証券にはこんなデメリットもあります。

ひまわり証券のデメリット

  • スプレッドがやや広い
  • サポート時間が短い(平日8時~19時)
  • FX以外の投資ができない

サポートが短いことは、FX初心者にとってネックとなります。為替相場は24時間動いているものの、働く人が手動取引に参加できるのは平日午後18時以降ではないでしょうか。困ったことがあってもサポートが営業時間外だと、機会損失に繋がることもあります。

ひまわり証券では、現物株や投資信託といった長期運用向けの商品を取り扱う予定はありません。為替取引によるリスクをへらすには、他の証券会社にも資金を投じて資産形成に取り組む必要があります。

並行投資におすすめの証券会社は、こちらでも紹介しています→

『投資信託におすすめの証券会社5社を紹介!証券会社の選び方も知っておこう』

ひまわり証券の口座開設方法

ひまわり証券の口座はインターネット上で開設することができます。公式ホームページから申し込めるので、以下のいずれかを選んで口座を開設しましょう。

  • FX口座のみ開設
  • くりっく株365口座のみ開設
  • FX口座・くりっく株365口座の同時開設

FX口座を開設する際は、手動売買・自動売買のいずれかを選ぶ必要はありません。解説後、どちらでも好きな方法で取引できます。

まとめ

自動売買FX「ループ・イフダン」が目玉のひまわり証券は、デリバティブ取引の老舗として知られる企業です。3項目の初期設定を済ませるだけで、最小1,000通貨単位から初心者でも外国為替による資産運用ができますよ。

他にも売買手数料無料・豊富な通貨ペアといったメリットがある一方で、スプレッドの広さやサポート時間の短さも見逃せません。

はじめての投資をひまわり証券を始めようとしている人には、他の証券会社と並行で資金を投じることをおすすめします。株・投資信託などで着実に元手を増やしながらFXで効率的な利回りを狙うことで、リスク分散にも繋がります。

→「ひまわり証券」公式サイトはこちら

 

 

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